異常気象で増え続けている「スズメバチ」
外を歩いているときも、洗濯ものを干すときに偶然部屋の中に入ってしまってきたときも、人間にとってはその姿や動きに本能的に恐怖を感じる「スズメバチ」
最近の異常気象で2019年現在、「スズメバチ」が増えているとニュースが流れました。
スズメバチ(雀蜂、胡蜂)は、ハチ目スズメバチ科に属する昆虫のうち、スズメバチ亜科(Vespinae)に属するものの総称である。
スズメバチ亜科はハチの中でも比較的大型の種が多く、性質はおおむね攻撃性が高い。1匹の女王蜂を中心とした大きな社会を形成し、その防衛のために大型動物をも襲撃する。また凶暴かつ好戦的で積極的に刺してくることも多いことで知られるが、これは巣を守るためで、何もせずとも襲ってくるように見えるのは、人間が巣の近くにいることに気付かないためである。スズメバチの刺害による死亡例は熊害や毒蛇の咬害によるそれを上回る
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81
特に、エサになる昆虫類の捕獲量が減る秋口には、攻撃性が高まるので要注意しなければならないのです。
「スズメバチ」の巣はどこにある?木の幹の中や空き家など
よく巣が見つかるのは、木の幹や空き家など。
都心部でも緑化で木が生い茂っている場所も多く、油断ならぬ状況です。
「スズメバチ」は甘い匂いの香水や柔軟剤に反応する
「スズメバチ」は「甘い匂いの香水」や「甘い匂いの柔軟剤」などに反応して攻撃してくるのだとか。
今は良い香りの柔軟剤やスプレーが非常に多く売られていて、香りを楽しむ場面も多いかもしれません。身を守るため、ほどほどにご使用ください。
洗濯ものはよく振り払ってからたたむ
甘い香りの柔軟剤を使用していた場合、特に外干しの場合は、洗濯もののホコリをよく払うようにしてからたたみましょう。そうすることで少しでも「スズメバチ」やその他の虫と遭遇するリスクを下げられます。
出遭ってしまったときの対処法
「スズメバチ」は前述の甘い匂いや大きな音、大きな動きなどに反応し攻撃してくることが多いそうです。
出遭ってしまったときは思わず叫んでしまいたくなりますが、まずは一呼吸して、静かに、そっとその場を離れましょう。
動かない「スズメバチ」にも触らない
動かない「スズメバチ」が目の前にいたとしても興味本位で絶対に触らないでください。
腹部だけが残っていると反応的に針で刺されることがあるようです。 周りにいるお子さまにも、そのことを教えてあげてください。
万が一「スズメバチ」に刺されたら
「スズメバチ」に刺されたら、アナフィラキシーショックや意識障害、刺された痛みなどで命にかかわる症状を引き起こすことがあります。
毒を体外に絞り出し水で洗い流すことは有効とされていますが、このとき口で毒を吸い出そうとすると、誤って毒を飲み込んでしまうこともあるため、注意が必要です。刺されたしまったら、一刻も早く病院へ行きましょう。
「スズメバチ」のきらいなにおいは?
巣を見つけたら、行政の担当窓口や駆除業者へ連絡をしよう
巣を見つけたら、すぐに自分でどうにかしようとせず、行政の担当窓口や駆除業者に駆除を依頼しましょう。
(防護服を貸し出している行政もあるようです。お住いの担当課にご相談を)
駆除作業は、活動が減る夕方以降が良いようです。
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